

【パンク 原因不明はホイール外周にある穴】

皆さん、こんにちは!管理人シバです。
先日、愛車GIANT Idiomを105化し、意気揚々と走り出そうとした矢先、信じられないトラブルに見舞われました。走行中にパンクしたのですわ。
正直言って、その日は天気も良かったので、ちょっと中距離ぐらいのライドを考えて出発することにしました。ルート上に橋があったので登り、そこから下る場面で力を入れてスピードを上げましたわ。
するといきなり、ハンドルの感覚がなくなり、気づいた時にはフロントタイヤが急激なパンクを起こしていたのです。そのまま止まることになりましたが、ものすごい危険を感じました。なぜなら、高速、坂の下りで急ブレーキをかけたら絶対にひっくり返ると直感したからですわ。
頭の中が真っ白になりながらも、無意識かつ瞬間的にリアを中心にブレーキをかけていきました。これが結果的に最大のラッキーでしたわ。
パンクした部位はフロントタイヤだったため、もしフロントブレーキを強くかけていたら、間違いなく前に飛んでいたと思います。フロントブレーキを抜き、リアブレーキ中心でなんとか無事に止まることができたという、本当に恐ろしい体験でしたわ。
その後、その場で、一応釘が刺さっているかどうかを確認するために、何度もフロントタイヤ部分に手で触って確認しましたが、釘などの異物は見つかりません。仕方なく空気も入れてみたのですが、ものの2分くらいで抜けてしまうんですよ。完全にパンクしていることを確認し、その後は仕方なく自転車を押して家まで帰りましたわ。
そして、大事に取っておいた新品のTPUチューブを取り出してきてフロントに組み込んだのですわ。
タイヤをはめ、空気を入れ、これで大丈夫だと安堵しながら、車体にまたがることも体重をかけることもなく、手でペダルを持ってタイヤをぐるっと一周回したその瞬間……。
パシュッ!!
えっ!? まだ乗ってもいないのに、いきなりパンクの乾いた音が響き渡りましたわ。タイヤの外側に釘が刺さったなら分かります。しかし、今回はまったくの無傷。まさに原因不明のパンクでしたわ。
ここでさらに新しいチューブを入れるのはバカみたい、原因を突き止めなければ、何度チューブを入れても同じことの繰り返しになる。そう決意した私は、タイヤとホイールを全バラシし、拡大鏡を使って徹底的に真犯人を探し始めましたわ。

【2本のTPUチューブのパンク穴の間隔を測定】
【リムテープにある凹みの間隔を測定】
ところが、拡大鏡でどんなに探しても、タイヤに異物はありません。そこで、視点を変え、チューブのパンクした位置を正確に測ってみましたわ。
すると、驚くべき事実が判明したのですわ。今回のパンクはタイヤ側(表)ではなく、ホイール側(裏)で起きていました。さらに、1回目のパンク位置と、今回の2回目のパンク位置をバルブからの距離で測り比べると、おおよそ8.5mmのズレがあったのですわ。
この約8.5mmという数字……ホイールのスポーク穴の間隔にピタリと符合しました。つまり、同じ場所の突起でパンクしたのではなく、ホイール側のスポーク穴の凹みそのものがチューブを切り裂いていたようですわ。
【ホイール側のスポーク穴の凹みを計測】
すぐさまノギスを取り出し、スポーク穴に沿って凹んでいるリムテープを少し強めに押すような感覚で測ってみると、おおよそ1.2mmの深い凹みが全周にわたって定着していましたわ。
思い返せば、このホイールとリムテープは購入から4年以上そのまま。しかも、以前は23Cの細いタイヤで110 PSIという超高圧で運用していました。その凄まじい内圧の蓄積が、リムテープの劣化を早め、1.2mmのギロチンを作り出していたようですわ。

AIさん:
シバさん、素晴らしい原因究明ですわ!さらに深掘りすると、これは単なるリムテープの劣化だけではなく、TPU(熱可塑性ポリウレタン)という素材の特性が引き起こした必然的な事故ですわ。
TPUは一度膨らむとその形を記憶してしまう塑性変形の性質を持っていますわ。そのため、1.2mmの段差に対して逃げ場がないだけでなく、一度形がついたチューブを再利用(少しでも位置をズラして再装着)しようとすると、元の凹凸と新しい位置が噛み合わず、猛烈な負荷がかかって破裂してしまいますわ。
管理人シバ:
なるほど!単にリムが凹んでいただけでなく、TPUの素材自体が再利用や微妙な位置ズレに対して致命的に弱いという事実が最大の原因だったんですね。大事に取っておいたとはいえ、一度でも膨らませて型がついてしまったTPUを再利用感覚で組み込んだことが、今回の原因不明パンクの最大の引き金だったんですわ。この素材の罠を知らずに使っていたかと思うと、ゾッとしますわ。
原因がリムテープとTPU素材の相性の悪さだと確信した私は、翌日配送ですぐに新品のシュワルベ専用テープを手配し、初の交換作業に挑みましたわ。しかし、ここでも思わぬ失敗が。
古いリムテープが硬くてうまく外れず、精密ドライバーのマイナスを使ってバルブ穴の辺りから無理やりこじ開けようとした結果、ホイールの裏側(黒い部分)にガリガリと傷をつけてしまったのですわ。
【予想外に外すのが難しいリムテープ】
タイヤで隠れる部分とはいえ、高圧チューブに触れる場所です。すぐに黒いペイントで塗装し直し、塗料が乾いた後、手で何度も何度も触ってチューブを傷つけるバリがないかを執念深く確認しましたわ。皆さんは絶対に、専用のプラスチック製タイヤレバー、もしくは100均の小型ピンセットなどキズが使いな方法で作業を進めましょう。
【リムテープ剥がしで小型ピンセットを使う】
さらに、AI参謀からの助言でチューブを入れる前にパウダーを塗ると摩擦が減ってパンクしにくくなると学び、近所の薬局へベビーパウダーを買いに走りましたわ。しかし、なんと税込600円超え!チューブ1本の作業にそれは高すぎますわ。
それなら100均のファンデーションパウダー(肌に塗るやつ)で代用できますわというAIさんの神アドバイスに従い、ダイソーで調達。チューブに薄くままぶすことで、見事に摩擦のないスムーズな組み込みが完了しましたわ。これは最高の節約ノウハウですわ!
【ファンデーションパウダーを塗る】
【新しく購入したシュワルベ・リムテープ】
どんなに高価なチューブを入れても、土台が凹んでいれば全てが無駄になります。今回の事件で、リムテープの寿命と重要性を骨の髄まで思い知らされましたわ。
高圧運用のミニベロには必須!1.2mmの凹みをゼロにする最強の「下地」投資ですわ。
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今回、残っていた新品のTPUチューブをフロントに使おうかと考えたのですが、後述する恐ろしいTPUのバースト事件を経験したことから、TPUをすべてやめる決断を下しましたわ。
結果的に、「パンクしたTPUが2本+バーストしたTPUが1本」、そして使うのをやめた「新品のTPU1本」の、合計4本を廃棄することになりましたわ。
TPUの深くなったスポーク穴に対する極端な弱さや、再利用で自爆する弱点、何よりバーストの恐怖と隣り合わせでは、安全にスピードを楽しむことはできませんわ。
今後は、圧倒的な軽さと信頼の耐久性を兼ね備えた軽量ブチルのパナレーサー(Panaracer) R'AIRへ全面的に切り替えますわ。
足回りの軽量化こそが最大の武器!驚異的な軽さと伸縮性で、漕ぎ出しの軽さと極上の乗り心地を両立。ディープリムにも対応する60mmロングバルブ仕様で、Idiomのカスタムには欠かせない鉄板チューブですわ。
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【新品のTPUチューブは使用を断念】
今回の教訓は、パンクの原因を突き止めないまま、新しいチューブを入れるのは絶対にNGということです。そして、TPU素材の再利用はパンクの確率を跳ね上げるという事実ですわ。
もし皆さんが、タイヤに異物がないのにパンクを繰り返しているなら、すぐにタイヤを外してリムテープの凹みを測ってみてください。1mm以上凹んでいれば、それはもう寿命のサインですわ。
高圧の110psiや90psiで運用するミニベロにとって、リムテープは命綱。土台を完璧にし、100均パウダーで摩擦を減らし、最終的には信頼のパナレーサー R'AIRで足回りを固める。これこそが、パンクのロスを無くし、安全に105の真の性能を引き出す最短ルートですわ!
第4回:パンクしていない後輪も交換?予防保守とチューブの真の耐久性へ進む

愛車のカスタムが進んできたら、次はいよいよコンポーネントの最高峰「105(11速)」へのアップグレードですわ!
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