【ミニベロ105化@】60T楕円の悲劇と「5.27の論理」!クランク・スプロケ交換の最適解と必須工具

60T楕円の悲劇が生んだ「究極の巡航ギア」!駆動系カスタムの論理と実践

シバ‐cycle♪【ミニベロ105化@】60T楕円の悲劇と「5.27の論理」!クランク・スプロケ交換の最適解と必須工具

※本ページのヘッダー写真は筆者撮影

ミニベロのクランク・チェーンリング周り

※筆者撮影


※この記事はプロモーションを含みます


序章:105化の成否は「駆動系の構築」で決まる

管理人シバ AIさん


管理人シバ:
皆さん、こんにちは!ついに愛車Idiomの105化(R7000)プロジェクトが始動します。


ここで一番大切なことは、自分が求めている走行性能にピッタリの「ギア比」を選択することです。今回、このギア比をどう決めるのかが最大の迷いどころでした。


ですが、ここをしっかりと決めておけば、私に合う「あのワクワクする走行」ができると思うと、絶対に手を抜くことができない部分ですわ。


AIさん:
その通りです、シバさん。コンポーネント載せ替えにおいて、クランク・チェーンリング・スプロケットを最初に決める理由は、全ての要に「シマノ ホローテックII」というBB(ボトムブラケット)の規格が存在するからです。この規格を軸に、どのパーツを組み合わせるかを論理的に決定していく必要がありますわ。


【シマノ SM-BBR60 (BSA/JIS)】

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SM-BBR60 (BSA)


※必ず「BSA(またはJIS)」規格を選んでください。「ITA」は入りません!


シマノ ホローテックII

※筆者撮影


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プレミアムグリス



スパイダーアダプターとクランクセット

※筆者撮影


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第1章:クランク選び「カーボン vs アルミ」の真実

スパイダーアダプターとクランクセット

※筆者撮影


前回換装した「ホローテックII」を基準に組んでいくのですが、駆動系の見直しとなることから、同時に効果があるとされている「165mmショートクランク」を試してみることにしました。


ここで迷ったのが素材です。「重量を軽くするならカーボンクランクが良いのでは?」と考えたのですが、AI参謀から鋭い指摘が入りました。


AI参謀の視点:カーボンクランク不要論

「編集長、カーボンクランクを導入すれば車体総重量は数十グラム軽くなります。しかし、回転の中心(BB付近)の軽量化は、ホイールの外周部(タイヤやTPUチューブ)の軽量化ほど、『走行性能(加速や巡航の軽さ)』に劇的な影響を与えません。


数万円という高額な投資対効果(コスパ)を考えると、高剛性なアルミクランクで十分です。浮いた予算を質の高いコンポーネントやタイヤに回すのが、論理的な最適解ですわ。」


なるほど、納得です。


ですが、軽量化に拘りすぎて7075素材を探したのですが、今の規格に合うものが無く、今回はコスパも考慮して6061素材のアルミ製ショートクランクを採用しました。


さらに、今後のカスタム(PCD変更)が簡単になるよう、「スパイダーアダプター」を組み合わせて運用することにしました。これで、将来チェーンリングを変更する際に、クランクごと買い替える手間とコストが省けます。


第2章:60T楕円の悲劇と、最強の「5.27の論理」

スパイダーアダプターとクランクセット

※筆者撮影

60T楕円チェーンリング

※筆者撮影:お別れとなる60T楕円


ここで、一番心配だった問題が現実になりました。私が平地巡航の要として愛用していた、あの巨大な「60T楕円チェーンリング」が、「11速チェーンに対応していない(刃先が厚すぎる)」ことが判明したのです。


AIさん:
「編集長、残念ですがファクト(事実)です。8速用の厚い刃先に、11速用の細いチェーンを無理に使うとチェーンが噛み込み、最悪の場合チェーン落ちやディレイラー破損の原因になりますわ。」


泣く泣く60T楕円の使用を断念。代わりに、以前使っていた「58T真円チェーンリング」を引っ張り出して使うことになりました。


しかし、この「妥協」に見えた選択が、実は私にとって史上最高の奇跡を生み出したのです。


高速巡航の最適解「5.27の論理」とは?

私が求めているのは「ある程度の距離を、早く、高い巡航速度で走れること」です。


以前の60T時代、リアが11Tと12Tの時の「ギア比(ペダル1回転で後輪が回る数)」には大きなジレンマがありました。以下の比較表をご覧ください。


スプロケ
(リア)
60T時代
(以前の構成)
58T導入後
(今回の最適解)
11T
(トップギア)
5.45
(重すぎてすぐ疲れる…)
5.27
(最強のスイートスポット!)
12T 5.00
(巡航には少し物足りない…)
4.83
(疲れた時の逃げ道の巡航ギア)
13T 4.61 4.46


この表を見れば一目瞭然です。

トップギア(11T)を比べた時、今回導入した「5.27」という数字は、物足りなかった5.00(以前の12T)より速く、疲れすぎた5.45(以前の11T)より楽に回せる、まさに私が求めていた「最強のスイートスポット」だったのです!
60Tが使えなくなったトラブルが、結果的に最も論理的で理想的な巡航スピードを導き出してくれました。


ギア比5.27

※筆者撮影 58Tチェーンリング


【110BCD ナローワイド チェーンリング シングル用】

3,000円を切る格安価格ながら、高剛性な7075アルミ採用で軽量化も実現。チェーン落ちを防ぐナローワイド歯と110BCD対応という、ミニベロカスタムに欲しいスペックがすべて揃ったコスパ最強の1枚ですわ。


ナローワイドチェーンリング



第3章:スプロケットとリアディレイラー(GS)の選択

RD-R7000-GS

※筆者撮影:長めのケージが特徴のGS


トップギアが11Tに決まった後、スプロケットの「一番軽いギア」を何にするか迷いました。「私は平地メインで坂はやらない」と決めていたからです。しかし、ここでもAIさんのロジックが火を噴きました。


AIさん:
「編集長、平地メインであっても、フロントが58Tという巨大ギアである以上、向かい風や疲労時の『保険』としてリアは32Tを選んでおくのがミニベロの鉄則です。


そして、リアに32Tを入れる場合、リアディレイラーはアームが長い『GS(ミディアムケージ)』が必須となります。


フロント58T×リア32Tという組み合わせはチェーンの『たるみ』の増減が激しいため、短いSSではキャパシティオーバーとなり、ディレイラーが破損してしまいますわ。」


この論理に従い、スプロケットは「11-32T」、リアディレイラーは「GS」を選択しました。


【SHIMANO 105 RD-R7000-GS 11sリアディレイラー】

32Tの大きなスプロケットを回すため、ケージが長い「GS」を必ず選んでください。偽物の心配がない「Amazon直販」と「楽天の優良専門店」に絞った安心のリンクですわ。


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RD-R7000-GS



【シマノ(SHIMANO) カセットスプロケット CS-R7000 11S 11-32T 12346802582】

フロント58Tの巨大ギアには欠かせない「坂道の保険」となる11-32Tのワイドスプロケットです。105の確実な変速性能を100%引き出す、偽物の心配がない国内正規品から厳選しましたわ。


シマノ(SHIMANO) カセットスプロケット CS-R7000 11S 11-32T 12346802582



第4章:作業を支える「必須工具」と取り付け手順

さて、パーツが決まればいよいよ実践です。しかし、ここで思わぬ落とし穴がありました。


@ トルクスネジの罠とスパイダーアダプター

トルクスネジの作業

※筆者撮影


「とりあえず楕円を試すAプラン」から「58TのBプラン」へ変更しようとした時、クランク周りのスパイダーアダプターを固定しているネジが、普通の六角レンチではなく星形の「トルクスネジ」だったのです。


AIさん:「高トルクがかかる場所では六角だと頭をなめて(潰して)しまうため、力が分散されるトルクスが使われます。」


私が使っていたのは「T25」でしたが、メーカーによってT20やT30など規格がコロコロ変わります。サイズ違いで作業が止まるのを防ぐため、T5からT40まで全部入ってる「トルクスビットセット」を一つ持っておくのが一番の得策です。


【トルクスビットセット 14本組 T5〜T40対応】

チェーンリング交換の必需品。これ一つあればどんな規格でも「なめる」ことなく安全に作業できますわ。品質が安定したショップを厳選しています。
トルクスビットセット


A スプロケットの取り外し・取り付け手順と工具

スプロケットの取付け

※筆者撮影


【図解】スプロケット交換の正しい手順と工具の使い方

スプロケットの交換は、「外す時」と「入れる時」で使う工具が異なります。特に外す時は力の掛け方にコツがいりますわ。


手順(フェーズ) 使用工具 作業内容と「力の向き」のコツ
@ 【外す】
固定する
フリーホイールチューナー
(チェーン付きの鞭)
古いスプロケットにチェーンをしっかり掛けます。これがスプロケットが一緒に空回りしてしまうのを防ぐ「壁」になります。
A 【外す】
緩めて抜く
ロックリング外し
+ モンキレンチ
中心に工具を挿し込みます。チューナーで押さえつつ、モンキレンチを「反時計回り(左)」にグッと体重をかけて回し、ロックリングと古いスプロケを外します。
B 【準備】
スペーサー除去
手作業 【※最重要トラップ】
古いスプロケを抜いた後、フリーボディの奥に残っている「1.85mmスペーサー」を必ず取り外します。(11速には不要です!)
C 【入れる】
新しいスプロケ
手作業 フリーボディの溝(1箇所だけ幅が広い溝があります)に合わせて、新しい11速スプロケットを奥から順番にはめ込んでいきます。
D 【入れる】
締め込む
ロックリング外し
+ モンキレンチ
ロックリングを被せ、工具を使って「時計回り(右)」にガッチリと締め込みます。(※入れる時はチューナーは不要です。構造上空回りしないため)


古いスプロケットを外し、新しい105(CS-R7000)を取り付けるには専用工具が必要です。


スプロケット工具の使用

※筆者撮影


【自転車用工具セット(コッタレスクランク抜き&BBツール)】

古いBBを外すための基本セットです。バラバラに買うとサイズ間違いが起きやすいので、これから整備を始めるなら安心の販売元からセットで揃えるのが最短ルートですわ。


外し工具セット



【ボトムブラケット(BB) ツール 固着対応ボルト付き】

古いBBがサビ等で完全に固着している場合の「最終兵器」。工具が外れて怪我をするのを防ぐ固定ボルト付きです。こちらも信頼できるショップを選定していますわ。


固着対応ツール



B ホローテックII クランクの取り付け手順

ホローテック工具の使用

※筆者撮影


クランクをBB(ボトムブラケット)に取り付ける際も、専用の工具が活躍します。


【図解】ホローテックIIクランクの正しい取り付け手順

クランク取り付けの最大のキモは、左クランクを固定する際の「締める順番」と「力加減」です。これを間違えるとペダリングが激重になりますわ。


手順(順番) 使用工具 作業内容と「力加減」のコツ
@ 右クランクの
挿入
手作業
(必要ならプラハンマー)
右クランク(チェーンリング側)の太い軸を、BBの右側から奥までしっかりと差し込みます。(※固い場合は手のひらで押し込むか、プラスチックハンマーで優しく叩き入れます)
A 左クランクの
セット
手作業 左側から突き出た軸の溝の形に合わせて、左クランクアームを奥までカチッとセットします。
B 【重要】
キャップの締込
クランク取付工具
(TL-FC16)
左クランク根元の「黒いプラスチックのボルト」を専用工具で締めます。
【※最大の注意点】ここは指先で軽く締まる程度の力(ガタが取れるだけ)でOK!絶対に強く締めすぎないでください。締めすぎるとクランクの回転が重くなります。
C 2本のボルト
で本固定
5mm六角レンチ 左クランクの根元にある2本のボルトを締めます。片方を一気に締めるのはNGです!「上・下・上・下…」と交互に少しずつ、均等に締め付けて完全に固定します。


【ホローテックII用 取り付けレンチ】

新しいBBをフレームに締め込むための専用レンチ。これが無いと新しい心臓は組み込めませんわ。確実に手に入る優良ショップのリンクです。


ホローテックレンチ



まとめ:駆動系の準備完了!次は「操舵の神経」へ

管理人シバ:
いやぁ、専用工具の力は偉大ですね。おかげで、理想の「ギア比5.27」を叩き出す駆動系の土台がバッチリ完成しました!


さあ、次なるステップは、この動力を制御するための「神経」、STIレバーの取り付けとワイヤー配線です。ここで私は、AI参謀の言葉を信じて地獄を見ることになります…。


続きの「ワイヤー内装・泥沼のトラブル編」もお見逃しなく!



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