

※本ページのヘッダー写真は筆者撮影(旧型Tiagra10速)

旧型Tiagra10速のSTI部分:※筆者撮影
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管理人シバ:
結論から言いやすわ。これから自転車を始める9割の一般ユーザーには新型Tiagra(11速)が最高の選択肢ですが、私のように平地で90rpmのケイデンスを維持したいミニベロカスタム家は、絶対に105の11速を選ばなければいけやせん。
最初から105に決めていたわけではありやせん。コンポーネントの載せ替えを考え始めた当初、私は、費用の安くつく9速のSORAや10速のTiagraで十分なんじゃないかと何度も思い、今の8速コンポを基本にしながら、毎日毎日、各速のスプロケットのギアの数字を何時間も睨みつけていやした。
一時期は「今ある8速をよりクロスレシオ化して、机上の理屈で11速と同じようにしよう」と実行したことすらありやす。しかし、フロントを58Tシングルにする以上、平地巡航で90rpmを維持するには105の11速しか希望を満たせないと、冷徹な消去法によってはっきりと理解したのですわ。
今回は、私がフロント58T×リア11-32Tというセッティングを泥臭く考え抜き、実際に走り込んで得た一次情報をもとに、新型Tiagra(LINKGLIDE)と105(HYPERGLIDE)の決定的な思想の違いを徹底解説しやす。

新型Tiagraの11速は、シマノが誰もが安全に長く乗れることを最優先にプログラムした非常に優秀なコンポーネントです。しかし、その設計の根底にある機械的な判断基準は、ミニベロではなく車重20kgを超えるE-BIKE(電動自転車)やマウンテンバイクを基準にしていやす。
つまり、新型Tiagraの変速の遅れや広すぎるギア比は、初心者を守るための完璧なプロテクトなんだわ。プロの自転車屋さんがこれを激推しするのは、お客様の安全を第一に考えるからこそ。100%正しい提案ですわ。
ここで、両者の変速プログラムがいかに違うか、人間の心理と機械の論理の視点から比較してみやす。
| 比較項目 | 105 (HYPERGLIDE) | 新型Tiagra (LINKGLIDE) |
|---|---|---|
| 変速の論理 | 人間の心理にシンクロする設計。押せば一瞬で変わる。 | E-BIKEや初心者を守る設計。安全な位置まで待機する。 |
| 激坂での挙動 | 金属音を立ててでも強引に変速を完了させる。 | ワンテンポ遅れてヌルッと静かに変速する. |
| 平地巡航 | クロスレシオで90rpmをミリ単位で維持可能。 | ワイドレシオのため、最適なギアが消滅しやすい。 |
| 消耗と寿命 | 摩耗が早く、寿命は短い(最大のデメリット)。 | 圧倒的な耐久性。105の3倍長持ちする。 |
管理人シバ:
当時は「ギア比の構成」こそが全てだと思って机の上で悩んでいましたが、実際に105を載せて走ってみて、自分の勘違いにびっくり仰天いたしましたわ。105の性能って、ただのギアの数(枚数)の多さだけじゃないんですね!
AIさん:
そうなんですわ、シバオさん。105はどんな激坂の過酷なトルク下でも、指先と100%シンクロして「一発で確実にギアを変える」ための金属剛性と、歯の裏側にミリ単位の変速溝が刻まれていやす。チェーンの寿命を削ってでも一瞬で噛み合わせるキレ味こそが、数字の計算だけでは絶対に見えない105の真価なんですわ。
管理人シバ:
なるほど、だからあんなにスパスパ決まるのか!
そこからスプロケットの歯数構成をどうするかも、めちゃくちゃ時間をかけて考えましたわ。
フロントシングル58Tを基本にすることは決めていましたが、そこに至るまでには泥臭い試行錯誤があったんです。
実はこれまでフロント60Tを試してきたのですが、やっぱり平地でも足回りが「重い」んですよ。そこで試しにリアのトップを12Tに変更してみたのですが……確かに軽くはなるものの、今度はスピードに乗ったときにどうしても何かが少し物足りない。
「60Tで12Tだと物足りないのに、ここからフロントを58Tに落とすとなれば、絶対に12Tの選択肢はないな」
そう確信した私は、リアのトップギアは「11Tスタート」であることが譲れない絶対条件になりましたわ。そこから今度は軽いギアをどこまで持ってくるか、平地巡航でのクロスの快適さを最優先に考えながら、まずは「11-28T」あたりから検討し始めたんです。
ところがシマノのギア構成表を睨みつけていると、11-28Tも11-32Tも、平地で一番多用する中間ギアはほとんど共通してカバーしていることに気づきいやした。「それなら必要のない部分に無理にギアを置くより、その分を最大32Tのお守りとして残しておいた方が賢いんじゃないか」と。そこにAIさんが私の住環境や立地をロジックで分析して、「11-32T」を強く推奨してくれた。これで私のギア選択は完全に決まりましたわ。
ところが現実は、お守りどころの騒ぎじゃありませんでした。
私は現在湾岸エリアに住んでおり、湾岸の大きな橋を走ることが多いのですが、ちょっとした橋の坂道(激坂)に差し掛かった時、立ち漕ぎ(ダンシング)を一切せず、シッティングでシートにどっしり座ったまま、信じられないほど楽に登り切れるんですわ!
今までは「坂道なんて苦手だししんどいだけだわ」と心の底から思っていたのに、この105の11-32Tに変えてからは、ちょっとした急坂に直面しても、あまりの軽さに現場で「ヘラヘラ笑っちゃうくらい」にラクラク登れてしまう。まさに笑いが止まらない状態ですわ!
しかも、105の剛性のおかげで、一番トルクがかかって苦しい坂の「途中」であっても、狙った瞬間にバシバシと一発でギアが切り替わってくれやす。変速のタイミングを計るストレスがゼロになり、もの凄く坂が走りやすくなったのは紛れもないリアルな事実ですわ。
頂上で「今何速に入ってるんだ?」と後ろのスプロケットを振り返ってギアシフトを確認すると……なんと、お守りのはずだった最大ギア「32T」をもろにフル活用していたんですわ!
机上の空論では「28Tで十分」だと思っていたのに、実際の走行環境では32Tが絶対に必要だった。私の住む場所にこれ以上ないレベルで「32Tがベストフィット」していた事実に、自分自身が一番驚いていやす。アドバイスをくれたAIさんには大感謝ってところですわ!ばっちりでした。
さらに、現在の新型Tiagraの11速は11-36Tの1択しかなく、独自規格のため105のスプロケットは流用不可という強固な縛りがありやす。このワイドすぎる構成をフロント58Tで回せば、平地で一番美味しい速度域での段差が大きすぎて、確実に足が削られる地獄を見ることになりやす。だからこそ私は105一択なんですわ。
フロント58Tの相棒!平地での緻密なクロスレシオと激坂をねじ伏せるパワーを両立する究極の最適解だわ!
AIのコスパ優先選び方:新型Tiagraの11-36Tのようなワイドすぎるギアは平地巡航で確実に足が削られやす。フロント58Tで90rpmをミリ単位で維持しつつ、湾岸の橋もシッティングでサクサク超えるなら、この105(CS-R7000)の11-32Tが一番無駄がなく走りに直結するファクトだわ!チェーンと共に消耗するパーツだからこそ、ポイント多重連鎖を使って実質無料で手に入れるのが一番賢いサヤ取りになりますわ。
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摩耗したパーツは定期的に買い替えるのが大前提ですわ。しかし、ただ現金で身銭を切る必要はありやせん。
管理人シバ:
いかがでしたか?自転車屋さんの提案は、9割の人が安全に楽しむための最高のアドバイスです。しかし、私のようにミリ単位のセッティングと平地巡航の快感に取り憑かれた人間には、寿命を犠牲にしてでも105の戦闘力、そして現実に裏打ちされた11-32Tの構成が絶対に必要なんですわ。もし11速化を検討しているなら、新型Tiagraは選択肢から排除し、105一択でロックしてくだせぇ。
ピーキーな機材を使いこなすには、定期的なメンテナンスとパーツ交換が必須。そのコストを相殺し、心置きなく沼を楽しむために、まずはあなたの財布にポイント錬金術の要となる最強のカードが入っているか確認してくだせぇ!
必要な工具はまとめて買う、これが一番コスパを良くし、作業時間を圧倒的に短縮する最大のコツだよ!
AIのコスパ優先選び方:もっと安いセットもありやすが、この26点の最大の強みは「本格トルクレンチ」が最初からコンプリートされている点だわ!単体で買っても高額なトルクレンチが綺麗に収まっているのは驚異的。特にカーボンパーツを使っていると、このトルクレンチの出番が一番多いんですわ。
また、ギア比変更で何度も使う「スプロケリムーバー」、ハブやペダル調整に便利な「コーンレンチ」、そして斜めからでも差し込んで回せる「ボールポイント付きヘックスレンチ」など、現場でリアルに使い倒す必須工具だけがしっかり入っているから、これを選べば絶対に後悔させやせん!
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